ショートステイとは障がい者、障がい児、又は何らかの理由で家族と一緒に居られない子どもたちが一時的に寝泊まりする場所です。
自宅で介護を行っている方が病気などの理由により介護を行うことができない場合に、障害のある方に障害者支援施設や児童福祉施設等に短期間入所してもらい、必要な介護を行います。
このサービスは、介護者にとってのレスパイトサービス(休息)としての役割も担っています。
家族支援の一つです
親の疲弊を予防する効果があります。疲弊した親の姿を見ると子供も不安になります。
離れることにより、今まで気付かなかった事が気付くこともあります。
例えば、掃除が出来ないダメな母だと思い込み自分を責めていたのですが、
1日子育てを離れる事で家の中が一旦リセットできました。
親御さんが普通の生活が出来ていないということに気づいたりします。
家族のバランスが取れます。心に余裕も出来ます。
短期入所を利用対象者、障がい支援区分「1以上」の障がい者と、市町村が利用を認めた障がい児です。受給者証がない利用希望の方は、各市町村窓口にご相談下さい。勿論当法人にお聞き下さっても大丈夫です。
当ショートステイでは、希望者の児童には、箱庭という療法を提供しています。
箱庭療法は、セラピストが見守る中、クライエントが自発的に、砂の入った箱の中にミニチュア玩具を置き、また砂自体を使って、自由に何かを表現したり、遊ぶことを通して行う心理療法です。 通常、箱庭療法だけを独立して行うことはなく、言語的面接や遊戯療法のなかで、適宜用いられる方法です。
この治療法は、1929年、ロンドンの小児科医M.ローエンフェルトによって創始され、スイスのD.カルフがユング心理学の考え方を取り入れながら発展させました。
日本には、1965年、河合隼雄が導入し、その後急速に広がって、現在では病院や心理相談室などで広く使われています。
箱庭療法は、当初は、主に子供用の治療法として用いられましたが、今では子供から高齢者まで、広く、また様々な病態の方の治療に使われています。
箱庭療法がよく用いられる病気に「心身症」という病気があります。ストレスによって、様々な身体症状が出てしまう病気です。この方達は、自分が抱えているストレスに気付くことが不得手で、さらに、それを言葉によって表現することも上手くありません。この方達が箱庭で何かを表現していくと、自然に自分のストレスに気付き、それを発散していくことによって改善していくことが多いと言われています。
心身症以外の病気の方でも、「自分の本当の気持ちに気付くのが下手」、「それを表現するのはもっと下手」といった方に、箱庭療法は有効と思われます。さらには病気でなくても、「本当の自分が分からない」「今の自分が本当の自分の人生を歩んでいない気がする」といった悩みがある方が、箱庭に取り組むことにより、有益な体験をすることもあります。
一方、重い病態の方に適した治療法ではないかもしれません。うつ病の方に対しては、圧倒的に薬物療法のほうが有効ですし、統合失調症の方には、禁忌とされています。
当ショートステイでは、実際に不登校の児童さんが利用してもらうと同時に、ご両親の相談にも載らせてもらっています。ご両親の心労も相当な疲弊しているケースもあるので、不登校など、つい焦ってしまうことも多く、相談を受ける内に、ご両親も落ち着きを取り戻すことによって、お子様に好影響を及ぼすという効果もあります。
土日だけでなく、平日も利用可能です。お子様の特性によって、隣に指導員が泊っている部屋、もしくは完全に個室も用意しています。
利用料金 一泊2,200円(食費朝昼、光熱費、雑費 込み)
埼玉県熊谷市箱田7-3-11 箱田ハイツ
一般社団法人ウィズみらい
048-501-1180